絶滅したホラアナライオン 永久凍土から完全体発見

ロシアの極東にあるサハ共和国の永久凍土から、1万年前に絶滅した肉食獣「ホラアナライオン」の氷漬けになった子供3頭が発見されました。

日本とロシアの研究チームが11月15日に発表しました。

ホラアナライオンは骨格と足跡がわずかに見つかっていただけで、存在は分かっていましたが完全体の発見は世界初となります。

完全体が発見されたことにより、生態の解明につながると期待されています。

ホラアナライオン①.jpg
出典:http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/column/20647/

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奇跡的に発見されたホラアナライオン


兄弟とみられる2頭は2015年夏に見つかりました。

何故いままで発表しなかったかというと、その生き物の正体を発表できるまで調査していたからでしょう。

他の研究者に発見の実績を横取りされないことと、研究者は慎重になるからですね。

発表によれば、1頭は体長41センチ、体重2.8キロの完全体で、独特のしま模様の毛皮も確認されました。

もう1頭は頭と胸だけ見つかりました。

コンピューター断層撮影(CT)画像を東京慈恵会医大で解析した結果、5万年以上前の個体で、生後1カ月程度とのことです。

今年9月には、体長47.5センチ、体重4.6キロの、さらに成長した個体が見つかっています。


ホラアナライオンとは?


ホラアナライオンは今現在も生息するライオンと比べて毛深く、独特のしま模様がありますが、たてがみはなかったかもしれないようです。

記者会見したロシア科学アカデミーのアレクセイ・チホノフ博士によると、マンモスを食べているので、食物連鎖の頂点にいたとされています。

ホラアナライオン想像図.jpg
出典:http://wind.ap.teacup.com/genesis-ot/3120.html

ホラアナライオンの生態解明に期待


慈恵医大の鈴木直樹教授は、消化管の内容物から、詳しい食生活など多くのことが分かると指摘しています。

「タイムマシンで数万年さかのぼり、直接動物を調べるほどの価値がある」と高く評価しています。

ホラアナライオンが生きていた当時の姿が徐々に明らかになるのかもしれません。

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永久凍土とは?



永久凍土(えいきゅうとうど)とは少なくとも2冬とその間の1夏を含めた期間より長い間連続して凍結した状態の土壌を指す。

英語では、永久凍土のことを permafrost と表記

出展:ウィキペディア



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