
出典:芸能旬ネタートルズ
高畑裕太の事件は、腑に落ちない点が多く納得できない点が多々ありましたが、9月21日発売の週刊文春が綿密な取材をしてくれたのでかなり真相に迫っています。元俳優である高畑が事件を起こしたことで芸能界は大きく揺れ動き、被害女性や知人男性の謎など情報が錯綜しましたが、ようやく事件の全容が見えてきました。
最終的に示談金1500万円で民事は決着し、刑事事件として不起訴処分となったのですが、報道された内容も各誌で食い違っていたりしました。「歯ブラシを持ってきてほしい」という証言や、エレベーターに一緒に乗って部屋に入ったという話もあり、何が真実なのか分かりにくいものでした。
事件の鍵となる高畑裕太本人の証言や、被害女性である44歳の元読者モデルとその知人についての全容を、文春記事を元に見てくことにしましょう。
事件の始まりから示談まで
高畑裕太が発端となった事件については、文春の報道によれば、高畑側が被害女性に示談金1500万円を支払うことで合意し、不起訴処分となり裁判で争うことは無くなりました。
しかし、週刊文春は事件の真相を知る群馬県警や前橋地検、ホテルの関係者や捜査資料などありとあらゆる手段を使って、詳細に事件当時の様子を記載していました。
事件の始まりから、逮捕された後まで順を追って見ていきましょう。
8月22日 20:30頃
映画撮影で当地を訪れていたスタッフたちと食事をしようと出かけました。その際、高畑裕太とスタッフらはホテルのロビーで待ち合わせましたが2人の女性従業員と会話をしていたそうです。そのうち、1人は黒のTシャツとジーパンというラフな格好の茶髪のスレンダー美女風だったといいます。この人物が今回の被害女性であり、食事へ行くための周辺地図を彼女からもらっています。もちろん、この女性は食事には同伴していません。
ここがポイント:ホテルのフロントで勤務する女性従業員であるのに制服でなくTシャツにジーパンというラフな格好が極めて不自然に映ります。安価なビジネスホテルだとしても、こういうことが有り得るのでしょうか?高畑裕太も、私服でプライベートのような感じの女性だからこそ目をつけたとも言えます。
8月22日 21:00頃
高畑裕太やスタッフらが食事したのはとある居酒屋。合計6人で飲んでおり、高畑裕太は中ジョッキ2杯にハイボールのグラスを4杯飲んでいたといいます。すでに酔いが回っていましたが2軒目にバーを訪れ、さらにカクテルを4杯飲んでいました。その後はかなり酔った状態でホテルに一人で戻ったそうです。
8月23日 1:40頃
ここからが事件の核心部分です。飲み終わり、一人でホテルに戻った高畑裕太はフロントにいた被害者の女性と談笑していました。この時、女性従業員が高畑裕太のファンであることを知っていたため会話の内容もかなり友好的だったようです。酒に酔っていたことと、被害女性の会話にとても好感が持てたため思わず「これから部屋に来ませんか」と誘ったそうです。
女性は、それには応じずこの時は断っていました。しかし、高畑裕太は酔った勢いもあって諦めず「あそこにある歯ブラシを持ってきてください。5分後に405号室に来てください」と言い残して部屋に戻っていきました。
しかし、被害女性は部屋に歯ブラシを持って来なかったので、自分からまたフロントへ行って歯ブラシを部屋に持ってくるようにお願いをしました。女性は半ばあきれたように「自分で持っていけばいいじゃないですか」と言ったのですが、高畑裕太は「歯ブラシが欲しいんじゃなくて、部屋に来て欲しいんです!」とフロントで叫んだそうです。
これに根負けしてしまったのか、被害女性はそれに応じることにしました。フロントには「部屋に行ってきます」というメモを残し一緒にエレベーターに乗りました。そしてエレベーターのドアが閉まった瞬間、高畑裕太はエレベーター内で女性に対してキスをしてきたといいます。女性は最初は戸惑う感じを見せましたが、それほど抵抗する様子もなかったそうです。
そしてエレベーターが4階に着くと、高畑裕太は他のスタッフや宿泊客に見られないように1人で部屋にまず入り、それを追うようにして、女性も後からドアが閉まる寸前で開けて高畑裕太の部屋に入ったのです。電気をつけないまま、高畑裕太は女性を抱きしめてベッドへ押し倒しました。
そして、この後が被害女性と高畑裕太の間で証言が食い違っています。
【被害女性の証言】
手足を押さえつけられるなどの暴行をされ、「黙れ、言うことを聞け」と脅され「警察に言うなよ」と言われた。
【高畑裕太の証言】
無理やり押さえつけたり脅迫などはしていない。「生理中だからダメ」と高畑裕太の頬に手をそえてきたが、拒否している感じはなかった。行為中も終始受け身ということはなく、彼女の方も悪くない気分のようだったという。なお、右手が負傷しているのは行為中に右手をかなり動かしていたからだという。そして、その最中には「44歳で旦那と子供がいる」ことを言っていたことを高畑裕太は覚えているという。
ここがポイント:これで「歯ブラシを持ってきてほしい」と言っていたという証言と「エレベーターに一緒に乗った」という週刊誌の記事の両方ともが嘘ではないことが分かりました。高畑裕太は、ほとんど会話もしていない従業員に対して歯ブラシを持ってこさせていきなり女性を部屋に引きずり込んだわけではなかったということです。女性側の方は、最初は高畑裕太を警戒していたようですがキスを許容した後からは自分から部屋に入っていったということになるので「無理やり暴行された」というのは説明に無理がありそうです。
8月23日 2:30頃
行為が終了すると、被害女性はズボンなど服を着てすぐに部屋を出ていったといいます。
8月23日 3:30頃
被害女性の知人男性から、「女性が暴行された」と110番通報が入りました。事件直後、この男性を被害女性は「彼氏」だと周りの人に言っていたそうです。
ここがポイント:文春によると、女性には旦那がいるのですが最初に連絡をしたのは旦那ではなく知人男性だということです。やはり高畑裕太と行為に及んでしまったことからくる罪悪感からでしょうか。また、知人男性のことを「彼氏」と周りに言ってしまったことから不倫関係も印象付けられます。
8月23日 3:40
被害女性は、ホテルのロビーに戻って他の従業員と映画スタッフに内線で連絡を取って話し合いをしました。この時は、ロビーに駆け付けた映画スタッフに対して、被害女性は自分が彼氏に話して事を大きくしてしまったことを謝っていたそうです。しかしその後、彼氏だという知人男性がホテルに乗り込んできたことで事態は一変しました。知人男性はスタッフに詰め寄り、それを被害女性がなだめているという構図でしたが結局知人男性の指示で医師の診断書を取るために病院へ行き、高畑裕太を強姦致傷で訴える流れになりました。
8月23日 5:00頃
高畑裕太は、行為が終わり全裸で寝ていたところをスタッフからの電話で起こされました。警察がすでに部屋に来ており任意同行を求められると「これって本当ですか。夢じゃないですよね。」と激しく動揺していたそうです。
ここがポイント:一連の流れから、高畑裕太は行為が終わった後に特に逃げる様子もなく、普通に寝ていたのは、高畑本人としては、合意の上で行為が行われたという認識だったということです。
8月23日 13:40頃
高畑裕太が強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕されました。
被害女性、知人男性、示談金の真相
高畑裕太事件の真相が、文春の記事により見事につながりました。さらに、被害女性と知人男性、そして今回の示談金について見てみましょう。
被害女性について
被害女性について、高畑裕太が取り調べの際に風貌などについて証言しています。それによると、女性の身長は165cmぐらいのスレンダーな感じで茶髪だったといいます。他の従業員は黒髪で制服を着用している中でラフな私服という格好だったために印象に残ったそうです。文春によると、この女性は過去に読者モデルをしていたようです。雰囲気はあびる優に近いといいます。高畑裕太は、彼女が結構若く見えたので最初30代だと思っていたそうです。
知人男性について
今回、事件の鍵を握っているのがこの知人男性であり、実は暴力団の元組長だったといいます。弁護士など色んな噂が立っていましたが、実際は違ったようです。年齢は被害女性と同じ44歳で、これまでに強盗や拉致監禁容疑で2度の逮捕歴があるそうです。では何故、この男性と被害女性は知人だったのでしょうか?
事件当時、ホテルに乗り込んできた際にはドスをきかせた声で以下のように凄んでいたといいます。
「てめーふざけんなよ!何してくれるんだ!高畑はこれから売り出し中で大事な時期だろ。情報が出たら大変なことになるよ。強姦致傷だと示談で500万円はかかるぞ。(被害者は)これから働けなくなるし、精神的ダメージもある。わかってんのか!これが世に出たら本人も映画も大変なことになるだろ。とにかく母親の高畑淳子を今から呼べ!」
(引用元:週刊文春 2016年9月29日号)
示談金について
そして、今回の事件で不起訴になったのはこの示談が成立したからです。これにも知人男性はプレッシャーをかけながら関与しています。高畑裕太サイドには、「俳優人生を買い取るつもりでいて欲しい。女性側の人生もかかっているのだからそれ相応の金額にはなる」という旨のことを言っていたといいます。
そして、前橋地検によると最終的に決まった示談金は1500万円でした。これには母親の高畑淳子は関わっていませんが、高畑側の弁護士の方が最初3000万円だった金額を交渉してこの金額にまで引き下げたようです。
まとめ
週刊文春の追加記事が無ければ、事件の全容は闇の中のままだったでしょう。「歯ブラシ」や「一緒にエレベーターに乗った」ことや「高畑裕太が行為の後に普通に寝ていた」とい矛盾が一気に解けたような感じです。
これが真実だとすれば、高畑裕太が起こした暴行致傷事件ではないと言えるでしょう。
しかし、そもそも女性にしつこく声をかけなければ、このような事件に発展することも無かったはずです。
被害女性の方も、知人男性との関係がなかったら、連絡もせず事件にはならなかったでしょう。
また、被害女性がTシャツにジーパンというラフな格好でなかったら、高畑が声をかけなかったかもしれません。
いくつかの偶然が重なって起きた事件であるような気がしますね。
それにしても個々の記事の間を埋めるような綿密な取材を行って真実に近づいた週刊文春の取材力は大したものです。
それから、最初の行動を起こした高畑裕太が「欲望を抑えられなかった」と言っていたのは間違いないでしょう。
高畑裕太には、本件だけでなく、いくつかの余罪も指摘されています。
本件が裁判になったとしたら、余罪についても公表されてしまうので、示談にした方が得策と考えたということがあるかもしれません。。
示談になったからには、何もかも闇の中に埋もれたかと思われましたが、週刊文春の取材によって、かなりの事実が浮き彫りになりました。
このように真相が明らかにされるのが、本来の姿なのでしょう。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
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