【リオオリンピック】吉田沙保里 銀 4連覇ならず!「お父さんに怒られる」

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http://news.goo.ne.jp/topstories/sports/574/074a393c2881af79ee9d4b4ed5e77cf1.html?fr=RSSより引用

吉田沙保里(34)はリオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級の決勝で敗れました。

観客席で応援していた家族に抱き付き号泣した吉田は、「金メダルを取れなくてごめんね」と、亡き父に謝罪。

吉田の父栄勝さんは、2014年に突然亡くなっています。

マットを降り、抱き付いてきた吉田は「お父さんに怒られる」と涙を流しました。

栄勝さんと共に目指した、吉田の4連覇への挑戦が終わりました。



あらためて吉田沙保里の戦いぶりを振り返ってみましょう。

初戦(2回戦)


吉田沙保里が五輪4連覇を目指して、初戦の2回戦に登場しました。

アゼルバイジャンのナタリア・シニシン(31)を難なく仕留め、準々決勝に進出しました。


第1ピリオドは、相手が警戒していたため、攻めさせてもらえない中で、相手の消極的注意から1ポイントを先取しました。


第2ピリオドは、高速タックルを見せましたが、これも警戒されてポイントになりません。

3分40秒過ぎに吉田は左足を取り、片足タックルで1ポイント加点しました。

終盤にタックルからバックにまわって、さらに2ポイント追加し4-0で勝利しました。



準々決勝


準々決勝はセネガルのイザベル・サンブと対戦しました。

第1ピリオドにサンブのバックを奪って先制し、その後も主導権を握り、着々とポイントを積み重ねて行きます。

第2ピリオドに入ると、吉田の守りにサンブが攻めてきたところを、得意の高速タックルでポイントを追加した吉田が試合を決めました。

イザベル・サンブ(セネガル)に9-0で判定勝ちし、準決勝に駒を進めました


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準決勝


ベネズエラのベツァベス・アルゲリョと対戦しました。

6―0と勝利し、決勝に進みました。



決勝戦


決勝戦はアメリカのヘレン・マルーリス(24)と対戦。

第1ピリオドで1ポイント先取しましたが、第2ピリオドで4ポイントを失い、逆転されたまま無情にも終了しました。

吉田は「たくさんの人に応援してもらったのに銀で終わってしまって申し訳ない」と号泣。何度も「申し訳ない」を繰り返しました。

今大会は過去3度の五輪と違い、昨年12月の全日本選手権以降は試合に出場していないので、約8カ月ぶりの実戦でした。

前回、前々回と国別対抗戦のW杯で1度ずつ敗れて五輪本番を迎えていましたが、今年はW杯が開催されず、ぶっつけ本番を選びました。

ここまで五輪と世界選手権を合わせて16大会連続制覇中でした。

3歳のころから指導を受け、2年前に亡くなった父・栄勝さん不在で臨む五輪は初めてのことです。

リオが最後の五輪と位置づけて「4連覇は父との約束。絶対に達成しなければいけない」と意気込んで臨みましたが、最後の金メダルを手にすることはできませんでした。



ともに4連覇がかかる58キロ級の伊調馨(32)が17日、女子の個人種目で史上初の4連覇(レスリング男女で史上初)を一足先に達成しています。

吉田は決戦前に、「かおりんは絶対金メダルを獲ってくれるし、4連覇すると思っている。初日しっかり金メダルを見せてもらって、一緒に4連覇できるように頑張りたい」と話していました。

その言葉通り、着実に決めてほしいところでしたが、残念ながら叶いませんでした。



亡き父の教えを胸に戦う


2014年3月11日、吉田の父栄勝さんは、代表コーチとして合宿に向かうため、津市の自宅を1人で車で出発しましたが、
突然、体調に異変が起き、津市内の高速道路の路肩に車を止めると意識を失い、搬送先の病院で亡くなりました。61歳でした。


幼い頃から父の指導を受けてきた吉田。

栄勝さんは「タックルを制するものが世界を制する」を信念に、相手を圧倒するタックルをたたき込まれました。


タックルにこだわった背景には、自身の教訓があったそうです。

現役時代の栄勝さんは「返しの吉田」と呼ばれ、タックルを受けて返すのを得意としていました。

その戦い方は研究され、相手はタックルを仕掛けずポイントを稼ごうとします。

栄勝さんは日本王者となりましたが、五輪出場の夢はかなわなかったそうです。


当時の世界王者に「(タックルに)入らなければ世界を制することはできない」と言われたことが、胸に響いたそうです。

そこで守っていては勝てないと思い知ることとなり、「攻め」を指導の原点にしました。


吉田の練習はタックルを繰り返しました。素早く相手の懐に入る「高速タックル」を武器に勝ち続けました。

吉田は父が見守っているという思いでリオに臨み、4連覇を目指しましたが、残念ながら叶いませんでした。



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