【リオオリンピック】体操男子の内村航平が個人総合で金メダル

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http://mainichi.jp/graphs/20160811/hpj/00m/050/004000g/1より引用

44年ぶりの2連覇


リオ五輪の体操男子個人総合の決勝で内村航平(27)が92・365をマークして、金メダルを獲得しました。

1972年ミュンヘン五輪で加藤沢男が獲得して以来、44年ぶりの2連覇を達成しました。

内村は、「うれしいより幸せです。これだけいい演技で、一番いい色のメダルが取れたので、僕は一番幸せものだと思います」と嬉しさを口にしました。


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大逆転で勝ち取った金


ただ、内村の金メダルへの道のりは決して平坦ではありませんでした。

5種目を終えた時点で、内村は76・565の2位でした。トップは予選を1位で通過したウクライナのオレグ・ベルニャエフで、内村は0・901の差を付けられていました。

しかし最終の鉄棒で、内村は完璧な演技を見せ、着地も決めて15・800の高得点をマークしまして、得点を92・365に伸ばしました。

最後に演技したベルニャエフは着地が乱れたこともあり得点が伸びず、14・800にとどまり、得点も92・266で、内村の大逆転という結果になりました。



練習だけを信じて


内村は表彰式を終えた後のインタビューで「オレグ(ベルニャエフ)が来ていたのは場内アナウンスで分かっていたので。最後の鉄棒次第だなというのは分かっていたので、最後の鉄棒でようやく自分の演技が、この個人総合でできて、これで負けても僕は悔いがないという感じで、オレグの鉄棒を待っていました。
いつもの練習では絶対にミスがなかったので、その練習だけを信じて、着地は絶対止めてやるという強い気持ちで、あとはいつも通りを心がけてやりました」と、最後の鉄棒の演技に向かった際の気持ちを明かしました。

着地の瞬間については「自分の中ではあまり感覚は良くなかったんですけど、なんか運が最後は味方してくれた感じはありますね」と語りました。

団体の金メダルに続き、個人総合2連覇という輝かしい成果を打ち立てました。

今回の金メダルという結果について聞かれ内村は「何でしょうね、疲れ切りました。出し切りました。もう何も出ないところまで出し切って取れたので、うれしいより幸せです。これだけいい演技で、一番いい色のメダルが取れたので、僕は一番幸せものだと思います」と、満面の笑みで答えていました。


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